こんにちは!ゆらりんです。
実はワタシ、どこかに書いたかもしれませんが、ライターとしてランサーズに登録しています。
(どのくらいの業績があって、どういうところに寄稿したら一人前のライターなのか?いまだによくわかっていないし、専業でなければライターを名乗るのはおこがましいかもしれないのですが、一応この場合、ライターの定義として「文章を納品してお金をもらっている人」ということにしています。)
完全な副業なので、収入は月によって全然違うのですが、多いときで月15~20万円くらいの収入になりました。
ちなみに、本業が忙しい月はライターとして全く稼働しないので、収入は0円です。
当たり前ですが。
そして、現在は、ランサーズからすっかり手を引き、ライター業はほぼ引退しています。
理由は下の方にちらっと述べています。
そんなワタシが、
- ライター遍歴
- ランサーズでライターとして稼ぐコツ
- ランサーズから手を引いた理由
についてまとめてみました。
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1 ゆらりんのライター生活のあらまし。
ランサーズに登録したのは2014年です。
当時はクラウドソーシングがまだあまり市民権を得ておらず、ようやくいろいろなメディアで取り上げられるようになったころでした。
「お金はほしいけど、平日夜や土日に働きに行くことはできない。家である程度の金額を稼ぎたい。しかも、職場にバレルとまずい」
というわがままな私のニーズを十分に満たしてくれる働き先として、うってつけのものでした。
1-1 なぜライターか?
もともと文章を書くのは得意であり、
- 小学校から高校まで、得意科目は国語(すみません理系ですw)
- 小論文も超得意(Z会の成績優秀者の常連でした~)
- 趣味は読書
といった、超文系思考の人間だったので、
自分の文章がお金になる
というのに憧れ、ライターとして登録することにしました。
1-2 最初はタスクから始めてみた。
それまでライターなんてやったことがないので、登録してみたは良いものの、最初は全く勝手がわかりません。
とりあえずタスクの中で、文章を書くタイプのものから手を出しました。
いくつかタスクをこなすうちに、何となく、ランサーズで求められる文章の形などが少しわかり始めた感じがあります。
(でも、このときに納品した文章の控えを見ると、支離滅裂で結構恥ずかしいです…)
1-3 慣れたころからプロジェクト形式に応募
タスクを少し続けてちょっとずつランサーズの仕組みや文章の納品に慣れたころから、プロジェクト形式の仕事に応募するようになりました。
車、トレンド系、美容系など色々なジャンルのお仕事を受けましたが、結局、採取的には専門分野である医療・健康系の案件を重点的に引き受けるというスタイルに落ち着きました。
理由はいくつかありますが、
- 慣れている分野なので文献などでの下調べもやりやすく、書きやすい
- 有資格者なので単価が高い
- 文章のタッチが医療系に向いている、らしい
というのが主なところです。
本業の合間にライターとしての仕事を受けるというのが基本スタイルであり、
- 季節によって本業の仕事量に波があること
- 突発的に本業が忙しくなることが時々あり、予測がつかないこと
から、定期納品の必要な仕事は基本的にお引き受けしませんでした。
それでも、数年このスタイルで仕事をしていると、繰り返し依頼をしていただけるクライアント(発注元)さまもいくつかできました。
また、プロジェクト形式の案件を数多く受けると、それらの案件を差配しているランサーズの方と親しくなることがあります。
そこで名前や文体を覚えてもらい、匿名ライターとしてランサーズのサイトに寄稿したこともあります。
(本当は実名・顔出しの必要があったのですが、頼み込んでランサーズ名義の原稿として公表してもらいました。)
2 初心者ライターに贈る、ランサーズでの正しい稼ぎ方
ここでは、私が考える「ランサーズのうまい使い方」について解説します。
2-1 初心者は、まずタスクから。
はじめてランサーズに登録した方には、どれだけ文章力に自信があっても、まずタスクのお仕事をいくつか受けてみることをおススメします。
理由は、まずランサーズのシステムに慣れる必要があるからです。
ここで、しっかり依頼文を読む習慣をつけておくと、プロジェクト形式のお仕事を受けるようになったときに、地雷クライアントを避けることがある程度可能になります。
2-1-1 タスク形式の仕事のポイント
タスク形式の仕事は、単価が異常に安いけど、相手の出した条件を満たせば、ほぼ確実にお金が入ります。
「ほぼ確実に」というのは、タスク案件はクライアントが承認を出さなければ入金とならず、意外と承認が遅い・最後まで承認しないクライアントが一定数いるからです。
これには色々な理由があり、
- 納品した文章がクライアントさまの求める条件に合致していない
- もともとの文章の質が低い(コピペ、字数不足、キーワードが入っていない、ひらがばななどで字数を稼ぐ意味のない文章など…)
など、ライター側に要因があることもあれば、
- クライアントさまの承認ペースが月に一度などと決まっている
- 単に仕事が遅い
- 納品だけ受けて、「基準に達していない」と承認を出さない(というかもともと承認する気のない)悪徳クライアントさまがごく少数混ざっている
など、クライアントさま側の要因のこともあります。
ライターとしては、常に質の高い文章を書き続けることがイチバンの対策です。
また、タスクの依頼をたくさん見ていると、同じクライアントさまが複数の案件を発注している、そして繰り返し同じ案件を発注してきていることが多いのに気がつきます。
このとき、クライアントさまの名前やプロフィールをきちんと読んで覚えておくと、
このクライアントさまは承認が遅い、もしくは承認率が極端に低い
などということがわかってきます。
2-1-2 プロジェクト形式は初心者ライターにはおススメしない。
ちなみに、初めてランサーズを利用する方には、プロジェクト形式の仕事はおススメしません。
地雷クライアントが一定数入っていることがその大きな理由ですが、Welq問題の後あたりから、ランサーのプロフィールへのチェックが厳しくなっており、業績がないライターはプロジェクトに当選しにくくなっているような気がするからです。
少しずつ案件を積み重ね、提案する際に添付できるライターとしての業績(例えば、有名どころのウェブサイトへの寄稿歴など)を積んでおくことをおススメします。
医療系は、Welq問題のあと、案件が激減したかわりに「医療系有資格者限定の募集」が増えた印象です。
2-2 プロジェクト形式でお仕事を受けるコツ
少し慣れたころに、単価の高いプロジェクト形式のお仕事に手を出したくなると思います。
プロジェクト形式の案件の提案書を見る際に私が気をつけているポイントを書いておきます。
※あくまでも、個人の感想です!
2-2-1 発注元が法人の案件しか受けません。
提案書をいろいろ比べてみると、単価なども含め、無理な要求をしているのは個人さまが発注元の場合が圧倒的に多いと感じていました。
私もプロジェクト形式のお仕事を受け始めたころは、勝手がわからず個人さまが発注元の案件も受けていましたが、単価の割には要求が厳しく、割に合わないことが多かったです。
私が唯一出会ったトラブルも、個人さまのお仕事でした。
法人となると、ある程度の責任が発生しますし、現在のクライアントの一部を占めているアフィリエイターさまも、法人成りできるのはそれなりの方なのでしょうから、そういう意味では「ちゃんとしている」のかもしれませんね。
それやこれやで、現在は、直接ご依頼をいただいても、個人さまからの発注はお断りしています。
2-2-2 単価が安ければ安いほど、発注元の質が悪くなる?
これはもう、経験則なので、「どうして?」と聞かれると困ってしまうのですが…
プロジェクト形式のお仕事は、必ず発注者の方とのやり取りが発生します。
(これが億劫な方は、そもそもプロジェクト形式のお仕事を受けるのが困難です。)
私は、本業があるのでスカイプ形式のやり取りは行わず、メールもしくはメッセンジャー、ChatWorkでのやり取りを行っているのですが、
- ハナシの辻褄が合わない
- こちらから尋ねた内容に関するちゃんとした答えが返ってこない
- そもそも連絡しても返事が来ない
- 文章に関する縛りが異常に多く、それを守っていたらまともに文章を書くこと自体が困難であるが、指摘してもそれを認めない
などのトラブルが多いのは、圧倒的に単価が激安の案件(0.1-0.3円/字クラス)でした。
逆に、ランサーズとは思えない高単価(5-10円以上/字)の案件の担当者さまとは、どの方も非常に好感の持てる話し合いができました。
3 そんな私がランサーズから手を引いた訳
そして、私は昨年をもって、ライター業を引退することとしました。
理由ははっきりしていて、
現在の情勢では、ワタシが主にお引き受けしている医療関係の案件が減り、なおかついろんな意味でリスクが高いから
です。
ここ数年は、医療関係の案件のなかでも公的機関や企業さまのサイトの記事を作成する仕事を主におひきうけしていたのですが、Welq問題以降、企業さまのサイトの依頼が明らかに減りました。
残っているのは、おそらくアフィリエイトサイトからと思われる医療有資格者指名の依頼、さらに最近多いのが
実名および顔写真、資格証提出
といった案件なのです。
勤務先に内緒で副業をしている
という点でも実名・顔出しなんてありえませんし、ましてや資格証の提示なんて、個人情報的にヤバすぎます。
(公的機関のサイトはその限りではなく、むしろ実名を出した方が有利なケースもあったのですが、そういった依頼がランサーズでくるのは少数派でした。)
ということで、この情勢が変わらない限り、ライターとしての復帰はないかな、と思っています。
※ちなみに、ランサーズのアカウントは、もしもライターに復帰したくなったときに今の評価を引き継ぎたいということがあって、消さずに残してあります。
4 まとめ
といった感じで、ランサーズを使ってライターをしてみた感想についてまとめてみました。
最終的には「画面の向こうには人がいる」という、当たり前と言えば当たり前なのですが、意外と当たり前じゃないことが一番大切!ということを改めて学びました。
★ある程度ライター業が板について来たら読む本。
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