タイトルの通り、運転免許証の更新を忘れ、失効させてしまいました。
我ながら、かなりアホくさいと思います…
運転免許証を失効させたのは、25年あまりの長い運転人生で、もちろん初めてのことです。
「失効してから1ヶ月以内だし、まあすぐに再取得できるだろう」と思っていたのですが、その考えは非常に甘かった…。
失効した運転免許証の再取得は意外と大変だったので、備忘録および反省も兼ねて、今回の経験をシェアしたいと思います。
自動車保険の見積もりを取るときに、運転免許証が失効していることに気がついた!
そもそも、私が運転免許証を失効させたのに気がついたのは、失効してから3週間ほどたったある日のこと。
たまたま、自動車保険の見積もりを取ろうと、免許証番号を確認するために免許をケースから出しました。
ささっと番号だけ確認してしまおうとしたところ、有効期限が目に入りました。
???
切れてる?
事態を理解した瞬間、顔が青くなりました…
運転免許証が失効している=無免許運転です!決して運転しないように!
ちなみに、当たり前のことですが、大事なのであえて言います。
運転免許証が失効している=無免許です‼︎
気がつかずに運転し、万が一事故を起こした場合は無免許運転扱いです。
運転免許証が失効した場合の対処法、教えます。
今回のように、ついうっかり失効させたケースのほか、
海外に行っていて更新できなかった
入院中で更新できなかった
など、運転免許証の失効にはいろいろなパターンがあります。
▼詳しくは北海道警察のサイト[北海道警察 運転免許の有効期限切れ申請]をご参照ください。
http://www.police.pref.hokkaido.lg.jp/guide/menkyo/menkyo2.html
運転免許証再取得のため、札幌運転免許試験場に行ってきた!
ということで、やむなく半休を取って札幌運転免許試験場に行ってきました。
本来であれば中央もしくは厚別にある優良運転センターでの更新だったのですが、失効した免許についてはその2箇所では取り扱っていないとのことなのです…
ちなみに、札幌運転免許試験場は、札幌市の郊外にあります。
中心部から行くには結構時間がかかるので、注意が必要です。
▼札幌運転免許試験場について詳しくは、公式サイトでご確認ください。
https://www.police.pref.hokkaido.lg.jp/guide/menkyo/map/sapporo_map.html
午後の受付は13:00から。
13:0の受付に間に合うように札幌運転免許試験場に行くには、12:15にJR手稲駅北口から出るバスに乗る必要があります。
ちなみに、時間帯にもよりますが、バスは1時間に1ー2本。
自分が何時に運転免許センターに到着したいのかを考え、あらかじめ何時のバスに乗らなくてはならないのかを確認しておくことを強くお勧めします。
バスに乗ったら、15分あまりで運転免許試験場に到着。
意外と近いです。
札幌運転免許試験場、到着!
私が到着したのは、ちょうどお昼休み。
写真を撮るのを忘れましたが、見事なほどに窓口は閉まり、誰もいません。
窓口が開くまで30分待ちます。
ちなみに、一応食堂と売店はありますが、営業時間および取り扱い商品ともに必要最小限です。
うっかり失効、限定解除の窓口だけが激混み
13:00から窓口が一斉に空きます。
窓口は2つ空いているのですが、手続きする人も多いので、非常に混んでいます。
30分前から窓口前でスタンバイしていたため、なんとか3番目に手続き開始。
この時点ですでに5分以上が経過しています。
窓口の係の方に事情を説明し、必要な書類を受け取ります。
書類を受け取った後の流れ

書類を受け取った後は、場内の表示に沿って指示をこなしていきます。
写真がピンボケで分かりにくいですが、天井に順番と矢印が書いてあります。
①収入印紙を購入 4750円
窓口の方に貼っていただく。
その後、印紙に割印を押す。計7箇所あるので忘れないように。
②視力検査
列の長さにもよるが、10〜20分待たされる。
③再度窓口並ぶ
またここで10分ほど待つ。
④13:30 更新時講習の書類を受け取る
受け付けまで20分待たされる
⑤13:50 講習受付
講習まで20分待たされる
⑥14:10 講習開始
今回は軽微な違反ありの一般講習なので、60分の講習時間です。
⑦15:10 終了

通常の更新申請だとここで免許証を受け取って帰宅できるのですが、有効期限切れの場合、ここからがさらに長い。
書類に講習受講済みのハンコをいただく。
これをいただくために、今日これまでの努力があったと思うと、紙1枚なのにものすごくありがたく思えます。
⑧15:15 窓口へ
講習を受けたことを登録してもらい、書類ができるまで10分待つ。
⑨免許証用の写真撮影
16;30交付予定とかいた用紙をもらい、ひたすら待つ。
⑩16:10 予定より少し早く、ようやく免許交付
本来であれば「軽微な違反のみ」なので有効期限は5年のはずでしたが、もらった運転免許証を観ると、何と、有効期限が3年!
これは、有効期限切れ=新規取得扱いとなるため、とのこと。
単純計算で、あと3+5=8年はゴールド免許がもらえない、ということになるのかな?
意外と保険などのゴールド免許割引が大きかったので、非常に残念です。
運転免許、有効切れ再申請の感想>公安委員会は、とにかくお役所仕事。なのにIT化されていない。
良くも悪くも、運転免許試験場というところは前近代的です。
札幌は施設が非常に古いので、致し方ないのでしょうか?
お役所にお役所仕事だと文句を行っても仕方ないのですが、とにかく流れ作業で、機械的です。
ひたすらこの繰り返しです。
内容的にはさほど複雑なものはなく、特に窓口が人間である必要を感じませんでした。
ペッパー君でも全く問題ないです、たぶん。
というか、ペッパー君の方が気が利いているんじゃないかと思うくらい。
書類のチェックをさせるだけなのであれば、今時のご時世、機械の方が正確で早いです。
必ず順番通りに全てのチェックポイントを回らなくてはいけない
そして、待ち時間の原因になるのが、「必ず順番通りにチェックポイントを回らなければならない」という点です。
例えば、視力検査のゾーンが空いてるからあっちに先に行こう、というのはナシなのです。
どれほど収入印紙のコーナーが混んでて視力検査ゾーンが空いていても、必ず収入印紙から回らなくてはなりません。
非常に非効率的だと思います。
2-30分単位の待ち時間がやたらと発生する
そして、非効率的なことに、やたらと2ー30分単位の待ち時間が発生します。
例えば5ー10分くらいであれば、メールやLINEのチェックをしていればすぐに時間が経つでしょうし、1時間くらいあれば、iPadProで一仕事できます。
2ー30分単位の待ち時間というのは、一番有効に使いにくいと感じる待ち時間でした。
これから行かれる方は、何か暇つぶしになるものや飲み物・お菓子などを持って行った方が良いと思います。
待ち時間発生するのに、時間を潰せるような設備はない

さらに、待ち時間があるのに時間を潰せるような設備はありません。
講習終了から免許交付まで40ー50分程度の時間があったのですが、食堂や売店はすでに営業を終了していました。
札幌運転免許試験場自体が非常に辺鄙な場所にあり、「ちょっと外のコンビニ/カフェで時間を潰す」ということもできません。
用事が終わったら長居をせずにすぐ帰るタイプの施設ではあるのですが、あまりの何もなさに疲れと衝撃を受けました。
まとめ:運転免許、更新と失効では手間が全然違う!更新忘れのないように!
ということで、今回は私の運転免許証更新忘れ→有効期限切れ新規申請体験を記事にまとめました。
結論からいうと、もう二度とやりたくありません。
みなさんも、私のようについうっかり大変なミスをすることのないように、もう一度、運転免許証の有効期限を確認してみてくださいねー。