ゆらりんDAYS【はてな別館】

ゆらりんです。好きな言葉は「ゆとり」です。日々忙しい兼業主婦がゆるっとした日常を送るための、努力の軌跡です。

【読書記録】「1週間で8割捨てる技術」を読んで、モノに対する認識を新たにする

こんにちは!ゆらりんです。

 

読書記録、今日は『1週間で8割捨てる技術』についてです。

 

注>決して、ライトノベルしか読んでいないわけではありません!

フツーの本も結構読んでるんです!

と、誰かに向かって言い訳をしてみる私です。

 

なぜなら、「1年間服を買わないチャレンジ」を実行していく中で、
「おそらくもう着ないだろうな...」という洋服たちがたくさん出てきた結果、
片づけ熱が再燃してきたからです。

 

yuralin.beautifullady-nico.com

 

 

一昨年の引っ越しの前後には、かなり集中的に片づけ、断捨離、収納に関する本を読んだのですが、今回また「片づけしたいな~」と思ったときに最初に読み直そうと思ったのは、この本でした。

1週間で8割捨てる技術

1週間で8割捨てる技術

 

 

 

どうして片づけしたくなると「捨てる」本を読みたくなるのか?

 「片づけ」と「捨てる」、これには非常に大きな関係があります。

 

基本的に、収納スペースに対しモノが多すぎるから片付かないのです。

 

棚や収納グッズをいくら買い足しても片付かないのは、モノが多いからです。

 

モノを減らすには、「捨てる」しかありません。

 

ただ、ワタシのように貧乏性でモノが捨てられない人間にとっては、
この捨てる」ということが、とても大きなハードルなのです。

 

なので、正しい「捨て方」をるの求めて本や雑誌、ネットの情報をジプシーする羽目になるのです...

 

「捨てる」方法は、「ときめき」感覚派か「具体例を挙げる」理論派に分かれる

 いろいろな「捨てる」「片づけ」本を読んでわかったこと、それは

モノを捨てる方法は、「感覚派」と「理論派」に分かれる

ということです。

 

感覚派」の代表は、超有名な『人生がときめく片づけの魔法』でしょう

手に取ってみて感じて捨てるかどうか決める、というのは感覚以外の何物でもありません。

 

人生がときめく片づけの魔法

人生がときめく片づけの魔法

 

 

 

 

そして、そんな「ときめき」「感覚」ではモノが捨てられない方に向けた「理論派」の代表の一つがこの本になります。

 

 

1週間で8割捨てる技術』とは?

 

著者:筆子

出版社: KADOKAWA

発売日:2016/3/18

特にモノを溜め込んでいる「プライムゾーン」から手をつければ、どんな人でもモノは減らせる――。
大人気ブログ「筆子ジャーナル」を主宰するカナダ在住、アラフィフミニマリスト筆子さんによるモノの捨て方、モノに振り回されない人生を手に入れる方法。これであなたも1週間で8割モノが捨てられます! 

 

【おもな内容】
◎なりたい自分になるために買った「野望ガラクタ」を捨てるには?
◎洋服を簡単に捨てられる7つのルール
◎1カ月は食料品以外買わない! 「30日チャレンジ」のススメ
◎「持たない暮らし」を目指す人が、今すぐ捨てるべきモノ
◎モノを減らすと、お金がどんどん増えるワケ
◎捨てれば毎日が楽しくなる! ミニマリストはじめてみませんか?

 

 

1週間で8割捨てる技術』のおススメポイント

 この本は筆者のブログをまとめたものなので、いわゆる「著者買い」の方がかなり多く含まれていると推測されます。

 

1週間で8割捨てる技術』の第一章、前半の三分の一くらいは、筆者の経験がつらつらと書いてあるだけなので、「著者買い」の方以外は読み飛ばしても大丈夫です。

 

この本のキモは、第二章と第三章にかかれている、

モノの具体的な捨て方

にあります。

 

特に、第二章の最初にかかれている「15分で27個捨ててみる」は、
ぜひ実行してみてください。

 

これを実行してみると、自分が

  • どういうものが捨てられないのか
  • どうして棄てられないのか

が何となく見えてきます。

 

第二章では、ここから見えてきた「捨てられない」原因別の対処法が示されます。

 

そして、第三章ではいよいよ本題の
1週間で8割捨てるための具体的なプログラム
に入ります。

 

非常に具体的であり、例えば1日目の[たんすやクローゼット]洋服を捨てるの項目では、捨てる服の選び方や基準が明確に書かれています。

 

これが2~7日目まで、場所を変えて続きます。

 

おそらくこの通りにやると、8割とはいかなくても半分以上のものは捨てることになると思われます。

 

思われますが、とても仕事から帰ってきた後にできるような量ではありません。

 

筆者の方はサラッと「1セット15分(を5~8セット)」「どんなに忙しくても、1週間という期間限定なら継続しやすい」とお書きになってますが、フルタイムで仕事をしているワーキングマザーが取り組むのは無謀だと思います。

 

モノを引っ張りだしたところで気持ちが折れて、時間切れ

戻す気力もないまま、そのまま寝る

次の日の朝、自宅の惨状に驚く

 

といった悪循環になりそうです。

 

ということで、

  • 無理せずに1回1セット15分で止める(この場合は引き出し1杯分だけ、とか。)
  • 夏休み・年末年始などの長期休みがとれるとき

のどちらかがやりやすいかな、と思いました。

 

まとめ;「ときめき」などといったあいまいな基準ではモノが捨てられなかった方

 ということで、「筆者買い」ではない普通の片づけ人にとっては、
この本の価値は第二章・第三章の具体性に集約されています。

 

第四章は、片づけや「捨てる」がある程度できている人に向けて書かれた文章なので、
価値を感じることができるかどうかは、その方の「捨てる」レベルによります。

 

ということで、この本は

  • 「ときめき」などといったあいまいな基準ではモノが捨てられなかった方
  • 具体的な捨てる基準がほしい「理論派」の方

に特におススメします。