ゆらりんDAYS【はてな別館】

ゆらりんです。好きな言葉は「ゆとり」です。日々忙しい兼業主婦がゆるっとした日常を送るための、努力の軌跡です。

【初心者弓道】(そのうち)個人でそろえる必要がある弓道の道具一式

先日の、「弓道とお金」の話がそこそこ評判が良かったので、調子にのって第二弾です。

 

▼第一弾はコチラ↓

 

yuralin.beautifullady-nico.com

 

 

とにかく「弓道ってお金かかるよね~」といわれがちです。

確かに、私も自分で始めるまでは、すごくお金がかかる気分でした。

 

ですが、そもそも弓道って、

  • どんな道具が必要で
  • 何にどのくらいお金がかかる

のでしょうか?

 

「(そのうち)個人で買う必要がある弓道の道具」について
初心者の目線で見た、解説します!

(細かいお手入れグッズなどは割愛します。)

 

 

▼全日本弓道連盟のサイトを参考にさせていただきました。

こちらもカラーでわかりやすいサイトです。

www.kyudo.jp

 

①弓

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当たり前ですが、必ず必要なものが「」です。

初心者のうちは弓道場にあるものをお借りすることがほとんどです。

 

理由は、どのくらいの強さの弓を引くのが良いか(=弓力(きゅうりょく))が定まるまでにある程度の時間と練習が必要だからです。

 

弓の強さとは?

弓の強さとは、弓を引いた時にかかる負荷のこと。kg単位で表します。

 

初心者女子は6~8㎏の弓からスタートすることが多いです。

 

最終的には、社会人から始めた初心者でも

  • 男子→11~12kg
  • 女子→8~10kg

くらいの強さの弓は普通に引けるようになります。(とのことです…)

 

高校生は練習量が多く筋力も強いので、
女子でも10-12㎏くらいは普通に引けるようです。

 

弓の長さ

基本は並寸(七尺三寸・全長約221cm)の弓を用います。

 

身長が170㎝以上、もしくは矢束(やづか;矢の長さ)が90㎝以上の場合は
伸寸(七尺五寸・全長約227cm)の弓を勧められることが多いようです。

 

弓の材質

弓の材質には

  • グラスファイバー
  • カーボン

などがあります。

 

初心者は、手入れが簡単で形状が変化しにくく、
しかも耐久性のあるグラスファイバーがおススメ。

 

 

の弓はちょっとした憧れです。

 

段位審査の際に手本として使用される弓道教本は竹弓しかない時代に作成されたもので、竹弓を基準として作られています。

 

将来的に高位(5段以上)の昇段審査を狙う方は竹弓があった方が良いとのこと。
一般的には3~4段に昇段した時点で竹弓を購入する方が多いようです。

 

値段も高額ですが、その価値は十分あるらしい?

 

 

①’ 弦(つる)

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弓の強さや長さに応じての太さや重さが決まります。

 

 

弦の材質には

  • 合成繊維

がありますが、初心者が使用するのはほとんど合成繊維弦です。

 

 

同じ素材からできていても、
撚りなどの加工によって全く異なった特性のが出来上がります。

 

弦の違いによって音や耐久性に違いがあります。

 

 

麻弦は竹弓に合わせて使用することが多いようです。

 

 

②矢

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これも最初のうちは弓道場にあるものをお借りすることになると思います。

同じように見える矢ですが、
実は腕の長さや体格によって必要な長さが異なります。

購入時期は、師範の先生から指示があると思われます。

 

矢の材質

矢の材質には

  • ジュラルミン
  • カーボン

があります。

 

値段の割には耐久性が高く丈夫で手入れが簡単なジュラルミン矢
初心者にはおススメです。

 

 

③弽(ゆがけ)

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先日記事にもした(ゆがけ、カケ)も大切な道具の一つです。

 

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カケには

  • 三つがけ→親指、人差し指、中指の3本手袋
  • 四つがけ→親指、人差し指、中指、薬指の3本手袋

がありますが、初心者はほぼ三つがけを使用しています。

 

材質は鹿革です。

 

 

④弓道着

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慣れてきたら毎日の練習でも弓道着を着用するようになります。

このあたりは道場の方針にもよりますが、
初心者のときから弓道着で練習をして慣れるようにする道場も多いようです。

 

上衣、角帯(かくおび)、足袋、袴、足袋など
必要な小物が多いのが弓道着の特徴です。

初心者用に弓道着セットが販売されています。

 

女子は胸当ても必要です。

 

 

 

まとめ;弓道の道具は凝りだすとキリがない

以上に挙げたものが主な個人使用の道具になります。

それぞれ値段はピンキリ!であり、凝りだすと本当にキリがありません。

 

「高いものが良い道具」というわけではないようですので、
師範の先生と相談し、ご自分に合った道具を選択しましょう。

 

 

 

 ★いつかは!ちょっと