ゆらりんDAYS【はてな別館】

ゆらりんです。好きな言葉は「ゆとり」です。日々忙しい兼業主婦がゆるっとした日常を送るための、努力の軌跡です。

花粉症の方必見!リンゴ、桃、サクランボを食べたら口がイガイガ。それ、アレルギーです!

突然ですが

  • リンゴ
  • モモ
  • サクランボ
  • ナシ

など、果物を食べたあと、口や舌がイガイガしたりすること、ないですか?

 

そんなあなたは、口腔内アレルギー症候群(OAS)かもしれません。

 

 

口腔内アレルギー症候群(OAS)って、こんな病気です!

口腔内アレルギー症候群症候群(OAS)は、

生の果物や野菜を食べたときに、口の中にアレルギー症状が起こる

という病気です。

 

OASの患者さんの多くが花粉症(シラカバ、スギ、ヨモギ、イネ科、ブタクサなど)を持っていることが特徴です。

 

例えばシラカバ花粉症の場合、

  • バラ科の果物(リンゴ、ナシ、サクランボ、桃、スモモ、アンズ、アーモンド)
  • セリ科(セロリ、ニンジン)
  • ナス科(ポテト)
  • マタタビ科(キウイ)
  • カバノキ科(ヘーゼルナッツ)
  • ウルシ科(マンゴー)
  • シシトウガラシ

などで症状が出やすいとされています。

 

基本的に、生で野菜や果物を食べなければ症状が出ないことになっていますが、個人差があり、加熱しても症状がでる人もいます。

 

診断には、病院での採血が基本です。

場合によってはprink-to-prink test(細い専用針で怪しい食べ物を刺し、そのまま腕の裏側を刺します。生理食塩水(必ず陰性にでる)、ヒスタミン液(必ず陽性にでる)も同じように刺し、反応をみてアレルギーがあるかどうかを決めるテストです。)をすることがあります。

 

治療は、アレルギーのもととなる果物や野菜を食べないことに尽きますが、飲み薬で少し症状を和らげることができます。

 

口腔内アレルギー症候群と診断された、ワタシのアレルギー遍歴

一つの例として、口腔内アレルギー症候群と診断されたワタシのアレルギー遍歴について説明します。  

 

初めてアレルギーと診断されたのは、小学3年生。

アレルギーとはじめて診断されたのは、小学3年生のとき。

某大学病院の皮膚科で、顔にできた小さな腫瘍を取る手術をしたときのことです。

 

いつもひじやひざの裏に湿疹が出ていて、それなりにかゆがっていた小学生のワタシ。
母親が、ついでに聞いてみたところ、「アトピー性皮膚炎」だと診断されました。

 

その後、同じ年に

  • 目のかゆみと腫れで「アレルギー性結膜炎
  • 鼻水・鼻づまりで「アレルギー性鼻炎

との診断を受けました。 

 

その時点では、食べ物関係のアレルギーはなく、メインは肌荒れ・湿疹でした。

(これはこれで、テニス部なのに日焼け止めにかぶれて使えないなど、色々不便はありました。)

 

大人になったら、果物が食べられなくなった。

果物アレルギー関係は、大人になってからはじめて気がつきました。

 

長野県の知り合いから毎年美味しい桃を送っていただいていたのですが、ある年、いつものように美味しい美味しいを食べているとき、突然

「口の中が苦くてイガイガする…のども苦しい…」

と自覚しました。

 

どうやら私のアレルギーの根本は、北海道に多いといわれる「シラカバ花粉」だったようで、かかりつけの耳鼻科で「口腔内アレルギー症候群(OAS)」との診断を受けました。  

 

このアレルギーは、

  • もともとシラカバ花粉にアレルギーのある人が、シラカバ花粉と形の似ているリンゴなどのアレルゲン(アレルギーを起こす原因物質)にも反応し、アレルギーを起こす

というものです。  

 

人によって症状の出かたが違うのですが、私の場合は

  • リンゴ
  • 洋ナシ
  • イチゴ

など、幅広い果物にアレルギー反応が出ました。  

 

それから10年以上たち、毎日アレルギーの薬を内服しているにもかかわらず、私の抗体価は高いままで経過しています。 (これでも当時の5分の1程度なのですが…)

 

今でも、リンゴは、加熱してあっても食べられません。
(大好きなアップルパイも、もう食べることができません…泣)

 

リンゴジュースも、少しでもリンゴ果汁が入っていると、症状が出てしまいます。  

 

覚えておいた方が良いこと~ラテックスアレルギーの確率が高くなる

医療用の手袋などによく使われるラテックス(天然ボム)。

これにアレルギー反応を示す方が一定数おられます。

 

ラテックスアレルギーがあると、蕁麻疹がでたり、ひどいときにはラテックス製品(手袋、ばんそうこう、ゴム風船、コンドームなど)に触れただけでアナフィラキシーショックや喘息などの命に関わるアレルギー症状が出ることがあります。

 

ラテックスにアレルギーを起こす方の半数くらいは、果物(アボカド、栗、バナナ、キウイなど)のアレルギーを持っているといわれており、比較的症状の軽いOASの方も例外ではありません。

 

心当たりのある方は、一度病院でアレルギーの検査を受けてみた方がよいかもしれません。

 

まとめ

生の果物や野菜を食べると口がイガイガする方、それは口腔内アレルギー症候群(OAS)かもしれません。

心当たりのある方、結構いるのではないでしょうか…?

 

 

 ★口腔内アレルギー症候群で酵素ドリンクが飲めなかったワタシ。

イロイロ飲んでみて、唯一大丈夫だった優光泉のハナシです。

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