ゆらりんDAYS【はてな別館】

ゆらりんです。好きな言葉は「ゆとり」です。日々忙しい兼業主婦がゆるっとした日常を送るための、努力の軌跡です。

「受験」に勝つための心構え。試験は「受かるために受けるもの」である。

こんにちは!ゆらりんです。

今日は、今週のお題「受験」についてです。

 

ちょうどセンター試験も終わったばかりであり、全国各地で悲喜こもごもが繰り広げられている1週間であることと思います。

 

そんな中、「受験」に勝つためにはどうしたらよいか、について考えてみました。

 

ワタシと受験

まずは、自分の経験について振り返ってみたいと思います。

 

一応、地方の公立進学校から現役で国公立大学の理系学部(今でいうと、模試の偏差値で>70)に進学しています。

 

アラフォーなので、これまで大学入試や資格試験などを含め、数十の試験を受けました。

 

漢検準1級などの比較的難易度が高めの試験も含め、幸運なことにペーパー系の試験に落ちたことがありません

落ちたことがあるといえば、小学校時代の水泳の短期教室のクラス分けテストくらいです。
(落ちるというか、下のクラスに振り分けられた…)

 

私、失敗しないので。

とは、有名な医療ドラマの女医さんの言葉でしたが、ワタシ、受験や試験に関しては、この言葉を吐く資格があると思ってます。

 

どうして試験に落ちないのか?

若いころは、生意気にも「試験は受かるために受けるもの」と思っていたので、受かった理由を深く考えたことはありませんでした。

 

ところが、自分の息子を見てみると、英検の一次試験や漢検などに、「あと1点足りなかった~」といって良く落ちています。

彼は、一応地域ではツートップの中高一貫校(校長先生は地域一番校と言い張っている)の生徒です。

 

今時の中高生は、勉強していると思う

彼の生活を見ていると、公立と私立の差もあるのかもしれませんが、正直なところ、ワタシが中高生だったころよりははるかに勉強しています。

 

数十年前は、進学校といっても田舎だったからかのんびりしたものであり、

  • 宿題ほとんどなし
  • 放課後講習は3年生に少しあったくらい
  • 夏・冬休みの講習は午前中だけ、5日間くらい
  • 予備校?何それ、美味しいの?

という感じでしたが、彼の毎日は

  • 高校生でも宿題毎日
  • 放課後講習は1年の頃から。ほとんど7時間目っていうんじゃないだろうか、あれは?
  • 夏・冬休みの講習は当然終日、6日間×2クール!
  • もちろんクラスの半数以上は塾や家庭教師!、予備校に行ってます。

という感じで、そこに部活やその他の課外活動が入ってきます。

 

本当に毎日忙しそうで、ほとんど家にいません。

その代わり、たまに家にいる時はいつもグダグダしています。

 

試験とは、「受かるために受けるもの」である。

試験に落ちまくる彼と、落ちたことのないワタシ。

おそらく、能力的にはさほど大きな差はないものと思っています。

 

大きく違うのは、試験に対するココロ構え。

 

試験に落ちていたころの、彼のココロ構え

彼は、

「学校に言われたから、進級・進学の要件にあるから仕方なく「試験」を受ける」

といった、受け身の態度で試験に臨んでいるように見えます。

 

なので、「どうしてもこの試験に受かりたい!」という必死さもあまりありません。

受からなくても、あまり悲壮感もありません。

 

試験勉強は当然しているのですが、試験に受かるためにはどうしたらよいか?ということを深く考えたりはしていないようでした。

 

そんな彼ですが、高校への進学の際にどうしても上のクラスに上がりたかったようで、気合を入れて毎日勉強してました。

結果、希望どおりの結果を得て、早期に上のクラスに入る権利を得ることができました!

 

試験に落ちたことのないワタシのココロ構え

対照的に、ワタシの場合、どの試験も自分が受けたくて受けたものだったので

この試験には受かるんだ

という強い気持ちがあったし、

受かることを前提に、受かるためにはどうしたらよいか?

という戦略を組み立てていました。

 

学生でも社会人でも、資格試験でも会社の昇進試験でも、すべて同じだと思います。

 

まずは、試験を受ける時には

試験とは、受かるために受けるものである

ということを忘れないでほしいな、と思います。

 

どうしても今の実力では受からない、と思ったら?

厳しいようですが、今回の受験は諦める、というのも一つの手です。

 

今のままでは受からない、という感じを持つ場合にはおおまかに2通りあって、

  1. 試験の合格ラインと自分の実力がかけ離れていることが、模試やその他の客観的な結果で現れている。
  2. 具体的な試験の合格ラインのイメージが湧かない

ということが考えられます。

 

1の場合~実力が足りない

1については、「この試験にどうしても受かる」「この学校にどうしても行く」という思いがしっかりしていれば、それほど問題にはならないと思っています。

 

例えば

  • 試験までの期間はどのくらいか?
  • 合格ラインと実力の差を埋める方策が思いつくか?

など、条件によっては全然問題なく試験を受けて、受かることができると思うのです。

 

合格ラインと実力の差を埋める方策が思いつかないときは、学校や塾・予備校の先生、ネットなど、あらゆる方面からアドバイスをいただくことができます。

 

2の場合~イメージが湧かない

どちらかというと、このパターンの方が深刻です。

 

合格のイメージがつかめない理由としては

  • そもそも試験を受ける動機があいまいで適当
  • 試験の下調べ・準備がたりない

というのが大きなところだと思うのですが、意外とこういう時って多いですよね。

 

このまま受けても受かるわけありません。

 

一度自分を振り返って

どうしてこの試験(この学校)を受けようと思ったのか

から考え直してみることも必要です。

 

この場合

  • みんなが受けるから…
  • なんとなく…
  • この資格をとると儲かりそうだ(格好いい)…
  • 受けたら受かりそうな気がしたから…

など、何となくあいまいな理由しか出てこなかったら、受験自体を見直した方が良いのかもしれません。

 

まとめ=試験は受かるつもりで受けるもの

あまりにも身も蓋もない結論ですが、「受験」に勝つ心構えはたった一つ。

試験とは、受かるために受けるものである!

 

精神論で試験が受かれば苦労しないと思っている方。

お金がかかるわけでも何でもないので、だまされたと思って一度試してみてください。

 

追記

大学入試には、このほかにもまたいろいろな要素やコツがあるので、別記事で書こうと思います~~~。

 

 

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